2006年7月23日 (日)

石の待人

柳行李

梅雨の合間に散歩をたのしむ。ちょこちょこと折りをみて歩きまわる楽しみのひとつは「石のもの」に出会うことである。石碑にしても墓にしても、そこから文学や先人の歴史を学ぶたのしみとなる。komainu.jpg

石碑の文字を読むのが難儀な方でも、石の動物なら親しみやすいかもしれない。こちら東山で出会った狛犬であるが、ストレートの長髪、おかっぱ頭はめずらしい気がした。あいにく相棒は頭部が大きく欠てしまっていたが、こちらは毛髪もなめらかに真っ直ぐ前を向き、首を曲げたり睨みをきかしたりもせずに大きな笑みで待ち構えていた。このようなおもいがけぬ待人に出会うのも、徒歩の時間ならではのことである。

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