恒例のバーゲン!

夏のバーゲンが始まった。夏物を夏が来る前に処分してどうなるのと?と思うのは私だけではないと思う。東京では、始める時期を遅らせているらしい。今まで段々と、早まって来た反省かららしい。確かにバーゲンは早い者勝、それで段々と早まって来たというのだ。それが、夏の前に夏物バーゲンという、自殺行為につながったようだ。
 では古本業界ではどうか?本にはあまり季節がない。腐る物でもない。管理さえ良ければ、多少はヤケるがシミにはならない。知っている出版社では、地下の倉庫でエアコンをかけて、暗い中で保管していた。
 とは言え、お客様にはバーゲン歓迎だろう。では古本屋が、バーゲンしたらどうなるのか?それはそれはドット売れて、「こんなに古本は売れるものなのか」と古本屋を始めて、初めてニンマリ出来るだろう。
だがその時だけ。夜逃げでもするのにはいいかも知れないが、バーゲン後は売れない本ばかり残って、まったく売れなくなる。では仕入れれば良い?どっこい問屋がない。市に仕入れに行っても、売れ筋の本がない。集めるには金があってもダメ、時間をかけなきゃダメ。トホホ・・・・・。
 したがって出来ないわけ。でもどこかのチェーン店でやってたなあ・・・・・・。さすがはチェーン店・・・・・・。

組合員は今?

 皆様、組合員に2名の方が増えました。昨年から準備していたようです。これで23名になりました。多いか少ないか、どう思います。全国的にみると古本業界では多い方なのです。昔はともかく今も大学の多い方なのに、学生さんが本を読まない現状では、健闘していると言えます。
 かつて本は、貴重なもの高いものでした。今では各自がプリントアウト出来る時代。印刷物が安くなりました。コピーも5円になりつつあります。この変化について行けない年寄りが、組合には多い。男が多い。むさ苦しい店主ばかりだと思うでしょう?
ところが4人の女性が活躍しているのです。女性のため年はともかく、本好きで本屋が好きな女性たちです。近頃、全国的にも増えているようです。
 さあ、女性のあなたも、組合に入りませんか?(お金さえあれば簡単にはいれますよ)

組合の市の現状とは?

皆様、今日は本を交換する組合の市のご紹介です。

市には、二通りの方法があります。まず、各山の封筒に札を入れて一番高い組合員が買える、入札方法。

それが終わると次に、振りがあります。出品された山をベテランの中座という振り手が、せりを仕切る方法です。それを組合員同士がせっていくわけです。せっていくとは、どちらへ?上と下が考えられますね。貴重な本なら上がっていくのですが、ほとんどは下へ?いくのです。なんとこの不景気で、なおさら下がっていくのです。考えられますか?

何人も欲しい組合員がいて、せり上がるのであり、いなければ中座としても下げざるをえません。中座は上げたいと苦心するのですが、どうしても、下がっていくのです。それでも売れない山があります。それは「出来ず」で終わり。紙くず同然です。

  このように本が安いのです。本屋は高く買い取って、高く売りたいのです。でも出来ないのがこのご時勢。その上、デジタルの波が押し寄せて来ている。まるで津波のように、本を押し流していく。ああ。これでは古本屋に未来はないのか?ところがどっこい、古本屋が扱うのは、本だけではありません。紙、皮、木、レコードなどがあり、あらゆる道具類もあります。ですからなんとか生きていくのです。でもこれって、道具屋かな?