2006年9月30日 (土)

SPレコード

鴨嘴


しばらく前に200枚ほど入荷していたのだが、なかなか手をつけられずにいたものを[[http://www.duckbill.co.jp/mokuroku/76099.html| ようやく整理した]]。

まず、本と違って、道具がないと状態を確かめることもできない。自己所有のLPレコードもあることだし(しかしプレーヤーはもう長いことないままで、とんと聞いてもいない)、思いきって78回転のできるプレーヤーを購入することにした。

いずれにしろ注文になるからネットで購入した。一緒にSP専用針も注文したのだが届いたのは普通のLP用の針。滅多に注文する人がいないのか。これを返品して改めてSP用の針を入手するまでお預けを食らうこととなった。

さて情報の整理もしなくてはならない。本は“奥付”がしっかりしているのに対して、レコードのレーベルだけでは、特に発売年がわからない。付録の冊子が残っていてもまず難しい。レコード番号がはっきりしているのでこれを手がかりにすればいいのだが、それには別の資料(たとえば発売当時の『新譜案内』など)が必要である。

(1) //「SPレコード60,000曲総目録」// 昭和館監修、アテネ書房 2003

という書物があることを知り、地元の大学の図書館でようやく借りることができた。またこの分野に詳しい先生に教えていただき、

(2) //「昭和流行歌総覧 (戦前・戦中編)」// 福田俊二・加藤正義編、柘植書房 1994

(3) //「American Popular Music on Japanese 78rpm Record 1927–1958」// Takao Yamada 2002

も借りることができた。特に(3)はコレクターによる自家版で、貴重なものであった。

文献(1)は、総数は多いが結局ラベルに記載されている以上の情報がないため、意外と参考にはならなかった。また洋タイトルのものは比較的弱いらしく、掲載されていないものが多かった。文献(2)は当時の新譜案内を参照して年代別・会社別に排列されており、発売年をよく同定できた。掲載されていないものも前後の型番から推測できた。しかし対象としているものが「昭和流行歌」であるため、それ以前のものやジャンル違いのものを見つけることができなかった。文献(3)は約7000枚を収録と記されているが、今回整理した「ジャズもの」のほとんどが採録されており(逆に文献(1)にはほとんど採録されていなかった)、発売年も掲載されているので、今回の整理には最も役に立った。

2006年9月14日 (木)

もうすぐ古書月間

柳行李

来月10月は古書月間である。組合でも話し合いがなされている。昨年は県内古書店マップを配布した。(ほしい方は各古書店にお問い合わせ下さい) 石川組合では今年は「(まだ秘密である)」が企画されている。

実行なるか。あるいは企画倒れにおわるのか? 今が瀬戸際の時期である。他県のうわさを耳にしてさすが都会は違うと感心し……ている暇はないはずである。

さてしかしご利用される方のほうはどのようなことを望んでいらっしゃるだろうか。ぜひ先々の参考にしていきたい。

Copyright©2006 石川県古書籍商組合