ブログの字が小さすぎる


あちこちのウェブページを見ていると、字が小さくて読みにくいところがよくある。特にブログと呼ばれるところはだいたいの場合、字が小さすぎるくらい小さい。

今回、当ページをリニューアルするためにいくつかのブログを提供しているサイトやソフトウェアを見て回った。最初から小さい文字に設定してある場合がほとんどで、そうなっていると、たとえ後から利用者が変更できるとしても多くの人はそのままにして使っているのだろう。なかには文字の大きさを利用者が変更できないところもあるようだ。

我々が扱う紙に印刷された本を見てみよう。文芸書や文庫本の文字の大きさは、時代を下るにしたがって大きくなってきた((明治まで遡ると逆に大きい感じもするが、それは技術的制約のせいではなかろうか。))が、雑誌、それも特に「おしゃれな」類の雑誌の文字は逆に小さくなってきている。『太陽』『銀花』『サライ』などは対象年齢が高いからか、まだ少しは大きい。それでもエッセイなどはよくても図版の多いページでは小さな文字になる。

> 大判のファッション雑誌や音楽雑誌の文字は、もうほとんど添え物というか、デザインの一部のように小さな文字になったりします。それでいて見出しはすごく大きかったり。\\
> つまり、見た目のデザインを重視したい人にとって「文字は小さい方がスタイリッシュ」ということは、もう考えるまでもない事実なのですね。\\
>

デザイナーがウェブの文字サイズを小さく固定したがる理由


ブログの外側(([[http://e-words.jp/w/CMS-1.html|CMS【コンテンツマネジメントシステム】]]))をデザインする人たちはまさにこの感覚なのだろう。パソコンの画面の大きさは知れており、そこにデザインの余地を作るためには文字を小さくしなければならない。

しかし、ここまでくると本末転倒ではないかと思えるのだ。読んでもらうための文字が読めないほど小さい。読む側はブラウザの表示の設定などで文字サイズを大きくする。するともうデザインは崩れてしまう。そこで制作側はさらに小さな文字を指定したり、あるいは文字の拡大ができないよう固定値を設定する(そのため字は小さいままで結局読んでもらえない)…。

もちろんそんなページがあってもよい。そういう考えがあるのなら。だがこのページは「でかい字でやぼったいな」と少しくらい思われても「小さくて読みづらいな」と思われたくはないのだ。いや、はっきり言うと執筆者の平均年齢47歳、読者の平均年齢?(推して知るべし)だと切実な問題なのだ。はじめに設定されていた文字の大きさを片っ端から変更した。できるだけ読みやすさとデザインを両立させつつ、今後も少しづつ手を加えていくつもりだ。何かお気づきの点がありましたらお知らせください。

古本屋の趣味

どうも店に座っていても商売にならないし、ということで先日スキーに行ってきました。

天気にも恵まれましたので写真を一枚。

スキー場

世の中の憂さを晴らしにスキー場    お粗末。

捨ててこそ得る

3月になってすこし気温も上がってくると、さてこれから暑くなるまでの間は少しいつもより忙しくなる。

春は移動の季節。人の移動(異動)もさることながら、気温があがって晴れの日が増えてくると、みなさん窓をあけて、ふう、と荷物の移動にも着手されます。少なくとも「やらなくては、嗚呼やらなくては」という気持ちになるものです。

「本を見に来てください」「買取していますか」と声がかかりはじめるとやっと年が明けたような気になります。

最近「捨ててこそ得る」と題した本を見掛けましたが


仏教を読む 8
松原泰道/平川彰編集
集英社
1984
ISBN4-08-183008-8

古本整理のことか?、と古本屋は勝手にピーンとくるのでした。

でもすっかり「捨て」てはしまわずに、まずはお近くの古本屋におしらせ下さい。するとなにがしかを「得る」こともあるのです。

豆本(まめほん)

 昨年、『豆本講座』と名付けたワークショップを開催した時のことである。いくつか問合せがあった中に、“豆本”ってなんですか、という質問が一人の女性からあった。

 もともと愛好家のために作られることが多い“豆本”だが、その中身はと言えば、エッセイ・詩集の類から料理レシピにいたるまで、実に多種多様である。

 このようなことを説明する私も大変だが、質問してきた女性はもっと大変である。

 「面白そうですね。ところで、ワークショップはご主人が先生ですか?」

 「いやいや私にはとても……。講師は大阪から、“おまめさん”と呼ばれている女性の方に来ていただきます」

 「エーッ、おまめさん、ですか、ウソー!」

 とにもかくにも、話はなかなかワークショップの中身まで行き着かないのである。

 「本にするものを持っていけばいいかしら」

 「今回は、“豆本”の基本を学ぶだけなので、お好きな“豆本”作りは後になります」

 さて、ワークショップ当日である。小柄なおまめさんこと柴田さんが大きな袋を抱えて現れ、中から“豆本”に使うと思われる紙類はともかくとして、針金や金槌までが出て来るとは参加者のみならず、この私も驚いた。

 かくして二時間の講習も無事終わり、かの女性の手のひらに可愛い“豆本”が一冊載っていたのは言うまでもない。

 「味のある“豆本”を店の本棚に並べようと思うのだが……」

 と、配偶者に話したことがある。

 「そうね、あの時のみんなの“豆本”、可愛くてよかったわね。でもカフェだと目立たないから、“豆本”の代わりに“豆ダイヤ”を私の耳につけるというのはどうかしら」

 以来、我が家で“豆本”の話はしたことがない。

まめほん【豆本】①(携帯用に便利なように作った)小型の本。②(愛好家だけに頒布する)装丁に善美を凝らした超小型の本。<新明解国語辞典>

文庫占い

さいきん出版業の知人より教えられました。「文庫占い」。

http://u-maker.com/202124.html

古本のふるくさい文庫ばかり普段みていますが、新刊屋さんには最近のあたらしい文庫棚がたくさんあり、目をパチパチしてしまいます。最近は漢字とカタカナが混ざった名前が多い気もします。アルファベットがはいっていることも。

さてみなさんは何文庫がでてきましたか。

リニューアル

石川県古書籍商組合のホームページを一新しました。
「猫も杓子もインターネット…」というような文を書いたのが数年前、昨今では「猫も杓子もブログ…」といった感もあります。私たちのページもそんなスタイルになりました。
以前に比べるといろいろ便利な道具が揃ってきて、こんなページを作るのも苦ではなくなりました。
これからは当組合加盟古書店の面々が登場して、古書にまつわる話、昔の石川の古本屋の話、そのほかいろいろ書いていく予定です。
今後ともよろしくお願いいたします。